令和2年度第一回 たぐまカレッジ
お待たせしました。
ようやく再開します。
9月4日(金)10:00~
日本文化の伝承
家を象徴する家紋のルーツ
紋章上絵師 田中善藏さん
第1回目にふさわしい
世界的にみても貴重な家紋の文化や歴史について
お話しいただきました。
まずは、一回目ということで、館長のあいさつから
紋章上絵師 田中さん 穏やかでにこやかな表情が印象的
たくさんの資料のもとに話を進めていきました。
紋章上絵師とは、紋付に家紋を手書きで書き入れる
仕事
手書きの筆はねずみの毛で作られたもの
最近では本来の仕事の需要は減り、
着物加工全般をされています。
家紋の誕生から現在に至るまでの話
はじめは装飾が目的だったのが、子や孫に世襲することで
家の象徴となりました。
家紋の数は、紋帳に4000種類以上、全体では2万以上
公家、武家、商家、農家、舞踊、音曲、庶民の紋
あまりにも知らないことばかりでした。
一つ一つに由来があり、家紋の奥深さを
改めて知りました。
同時に、貴重な家紋の歴史を大切に守り続けなければ
と思いました。