2020年9月10日木曜日

令和2年度第一回 たぐまカレッジ


お待たせしました。 ようやく再開します。

 

9月4日(金)10:00~

日本文化の伝承  家を象徴する家紋のルーツ

紋章上絵師 田中善藏さん


第1回目にふさわしい 
世界的にみても貴重な家紋の文化や歴史について
お話しいただきました。

まずは、一回目ということで、館長のあいさつから

紋章上絵師 田中さん 穏やかでにこやかな表情が印象的
たくさんの資料のもとに話を進めていきました。


 紋章上絵師とは、紋付に家紋を手書きで書き入れる
仕事
手書きの筆はねずみの毛で作られたもの

最近では本来の仕事の需要は減り、
          着物加工全般をされています。


家紋の誕生から現在に至るまでの話

はじめは装飾が目的だったのが、子や孫に世襲することで
家の象徴となりました。

家紋の数は、紋帳に4000種類以上、全体では2万以上

公家、武家、商家、農家、舞踊、音曲、庶民の紋
あまりにも知らないことばかりでした。

一つ一つに由来があり、家紋の奥深さを
改めて知りました。
同時に、貴重な家紋の歴史を大切に守り続けなければ
と思いました。